ヘンリーラジオ 2KD−5 グレードアップ作戦
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写真1
ヘンリー2KD−5のフロント
正面向かって左側が
電圧計/グリッド電流計/パワー計のマルチメータ。
右側はプレート電流計。
右下のフューズボックスが壊れていましたので
市販の物に取り替えました。
シャーシーの穴が大きかったのでシャーシー
の前後にアルミ板を加工して挟み込んで
あります。 |
写真2
シャーシー右側面にはベーク板に8個のケミコンとホーロー抵抗が上下に付いていましたが、さすがのヘンリー製も長い事使っていると部品も劣化したようです。ホーロー抵抗は高抵抗になっていました。
それら全てを撤去して、オイルコンに取替え、ブリーダー抵抗は、1箇所に纏めました。その下左は、12V(50W)ツエナーダイオード、中央下はHV電圧計用の分圧抵抗です。熱対策として小型スケールファンを取り付けています。 |
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写真3
同じ位置でケース・カバーを取り付けたところ。
熱対策のためにカバーに熱排出用の穴を
開けています。
これは効果大!
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写真4
電源を切った後の熱対策として、
オフディレータイマーを追加して取り付けています。
(写真中央のリレー)
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写真5
緑色のホーロー抵抗は、オンディレー用の抵抗、
その下にはリレーがあります。
タイマーの右側には、ALC回路用の電源トランスと
整流回路を追加しています。 |
写真6
RF部の様子。
ロータリー・インダクターやコイルは
磨き直しているので大変きれい。
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写真7
リニアを上から見た全体の様子。
非常にコンパクトにまとまったリニアとなっています。
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写真8
ラックにセットアップしたヘンリー2KD−5。
リニアの上はRFアプリケーションズ製の
パワー計/SWR計(SWRハイアラーム機能付)
さて、冒頭の「パチッ!」という異音の原因は、
電源部のケミコンと貫通コンデンサの不良が
原因だったものと思います。
もちろん、これは全て交換しています。
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